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プロパティマネジメントの取り組みが
LPガス販売業の構造改善につながる

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〜2006年11月22日。上原成商事講演会より
中川 順一
 

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お客様の問題解決のために外部の専門家を適材適所で起用するためには、「お客様が本当に望むモノ・コトは何かを知る」と同時に「本当に望むモノ・コト」を実現(解決)するには「誰にどのような手配をすればいいのか」がわかる能力が必要です。やや話が膨らみすぎましたが、この能力をLPガス販売店の個々のスタッフと組織とが身につけていくために、オーナーサポートの取り組みは実に良い材料だと私は考えます。
ガス屋さんとしての立場だけでのアプローチでは拾い切れなかったオーナーの要望や、知りえなかった問題解決のための手立ては、「ガスを売らないガス屋さん」として生き残りをめざすLPガス販売店に、さまざま新しいビジネスの可能性を示唆しているような気がします。
レコード店はレコード盤がなくなってもCDを販売することで生き残りました。LPガス販売店も、仮にLPガスがなくなっても何か別のモノ・コトを販売することで生き残れる。そのヒントが、LPガス販売店のプロパティマネジメントにはあるのではないかと思うのです。
「LPガス販売業の構造改善が必要」と言われて、既に数年が経ちました。LPガス販売業の構造改善には、まず「意識改革」が必要です。業者論理から顧客視点への転換、「ガスを売る店」から「風呂に入れる状態をサービスする店」への転換、「オーナーのアパートにガスを納入して儲ける」のではなく「オーナーの悩み事の解決で利益を得る」サービスを提供する……こういった観点でモノを考えれば、現在の事業の構造を改善し、次代にも事業を継続・発展させていける業態開発や、新商材の発掘もできるはずです。