のらこみ発CS研究資料No.11
株式会社ノラ・コミュニケーションズ
代表取締役 中川 順一
LPガスの消費設備は不動産である家屋に附合するから建物所有者の所有物だという。ガス業者が無償配管しようが、消費者が「借りています」と契約書にサインしようが、断固として消費者=建物所有者の所有物だという。所有者から使用料をとったり、貸してるんだから止めるときは買い取れなどと言うのは言語道断。民法の常識だぞ、お前……そう、行政庁は言うのである。民法の常識をわきまえないで契約をタテにとるのは、無教養な田舎者か、消費者をダマす悪徳業者であるかのように扱われるのである。
でも、それでも釈然としないのである。
ある会合で、出席者がこう発言した。「NTTの請求書を見ていたら、『屋内配線使用料』というのがあったけど、屋内の配線って附合してるよね」。
この発言をキッカケに、指令が回る。「NTTの見解を質せ」。
善良な小市民をもって任じる中川としては、そのような作業は苦手な分野としている。だって、イチャモンつけてるみたいでしょ。 日頃から不納得なことには必ず「説明しろ」と要求するタチなのだが、その度に必ず「クレーマー扱い」をされる。東芝インターネット事件のあれだ。
だから最近は、憤懣やるかたない、社会正義の観点で許せない、俺がやらなきゃ誰がやる、そんな時以外は、そういう電話はしないことにしている。今回の場合はどうか。
屋内配線手数料は月額60円である。60円のことで文句を言うのは、見栄っ張りの中川としてはどうも……しかし、ここでの見解確認は、後日資源エネルギー庁石油部流通課液化石油ガス産業室見解との闘い、最高裁まで争う消費設備附合論争の有力証拠となるのである……そう決意し、電話録音用マイクをビックカメラで買ってから、電話をかけることにした。
しかし、どこに電話すればいいのか。とりあえず料金の支払いだから、料金口座振替のお知らせに書いてある「料金のお問い合わせ先」東京支店フリーダイヤルに電話することにした。
■ 東京支店「料金のお問い合わせ先」
録音マイク準備OK。
「おはようございます。NTT料金問い合わせセンター、担当○○でございます」
東京支店「料金のお問い合わせ先」は、料金問い合わせセンターという名称らしい。
中 川「すいません(なんでいきなり謝るんだよ)、明細を教えてもらいたいんですけど」
センター「はい。明細と言いますと」
中 川「内容なんですけど、項目で『屋内配線使用料』ってあるんですけど、これって、どういうことを言うのですか」
センター「『屋内配線使用料』ですか」
中 川「はい」
センター「外から、電柱引いてますよね、電話線」
中 川「はい(知ってるよ、んなこと)」
センター「あれを部屋につないでる分なんですけど…あの『屋内配線使用料』の60円の分でしょうか」
中 川「(そーだよ。60円のこと聞いちゃ悪いか)はい、そ、それは、あの、外から、家の中に入ってくる分なのでしょうか(何、おどおどしてるんだよ)」
センター「そうです。引き込み線から、保安器というのが家のところにあるんですが、そこから差し込み口までの…」
中 川「ジャックのところまで?」
センター「そーです」
中 川「家の中のもの?」
センター「そーです」
中 川「これって、家を建てるときに工事費は払っているんじゃないの?」
センター「えーとー(初の戸惑い)、屋内配線の使用料ということで、通常、建てたときではなくて、毎月発生するものなのですが、これは、いま現在ですとぉ0円で買い取りということで…もし故障があった場合ですね、あの、お客様の負担で直すということで、やってはおりますが」
中 川「これって、一律、全部の家が払っていることになるの?」
センター「60円、通常払っていただいていますよね、それで故障とかありますよね、この屋内配線使用料をいただいているところに関してはNTTの方で無料で修理をするということで」
中 川「じゃあ、払っていないうちもあるということ?」
センター「そーですぅ(妙に元気よく)」
中 川「それって、あの、全然そういう説明はなかったんだけど」
センター「あっ、これ、一時、これ、屋内配線利用料というのは、昔は、一般的にぜーんぶもらっていたものなんですけど、変更になったとき、あの、何らかのかたちでご連絡したと思うのですけれど」
中 川「あー(何であーなんだよ)、それって、いつぐらいなの? ずいぶん前は、これ、なかったなと思っているんだけど」
センター「なかったことはないと思うんですけど。通常ずっとこうなってて、何年か前、ちょっとはっきり記憶になくて申し訳ないんですが、屋内配線は無料ということで、ただ故障になったときは。というシステムになったんですけど」
中 川「ということは、使用料を払っていないうちは故障のときは有償で、ということで、じゃあ、ふた通りの組があるということ?」
センター「そうです。お支払いいただいている方は、何かあったときはNTTの方で修理するということで」
中 川「あの、ぼく(ぼくじゃないだろ、しっかりしろ)思うのはね、建物の中に入っちゃっているものは、建物建てるときに工事費を払っているからこちらのものではないかと思うのですが」
センター「屋内になるからですね」
中 川「うん。だから、それをお金を払って借りるというのはちょっと変なのかなぁと(はっきり言えよ)」
センター「そうですね」
中 川「借り賃ではないの?」
センター「あの、配線自体の借り賃というわけではなくって、配線自体の、何っていうんでしょうねぇ、保障料っていうとおかしいんですけど、何か…」
中 川「例えば水道の配管を建物建てるとき作ってもらっても、配管の使用料って、払わないですよね」
センター「ええ。ただ配管に何かあった場合は修理しますよね、そういう場合、60円払っていただけばNTTの方で修理しますということで(おいおい、配管修理するのか、NTT)」
中 川「ふーん。金額はこれ、一律で60円?」
センター「屋内配線使用料の場合は、そうです」
中 川「建物の形態とか大きさとか、全然関係なく?」
センター「はい」
中 川「ふーん、そうか。それで、配線自体は、うちのものと考えちゃっていいの」
センター「は、はい。だい、じょう、ぶ、だと思います」
中 川「(何だよ、その言い方)だよね。で、壊れたときに自分で負担すれば、この60円というのは払わなくても構わないと」
センター「はい、そうです」
中 川「これ、どこで手続きすればいいの?」
センター「はい、局番116の方で担当していますので」
中 川「そこで解除してもらえばいいのね……。一般的に配線が壊れるというのは、どのくらいの確率であるの?」
センター「あのー、ちょっと、分からないんですが、はい」
中 川「あんまり、まぁ、金額があれだったから、別に気にならなかったけど(何でそんなこと言うんだよ)…みんながとられているんだったら、これは『基本料金』なのかなと思っていたのだけど」
センター「ちがいます。ご連絡いただいている方には、無料ということで」
中 川「(なんだかトイレに行きたいな)わかりました。どうもすいませんでした」
センター「あの116の方が詳しいので、もしあれでしたら聞き直していただければ」
中 川「はい。どうも」
センター「失礼いたします」
■ 116にかけてみる
トイレから出て、態勢を整え、録音をセットし、116にかける。
116「お待たせいたしました、116担当○○です」
中 川「料金の明細のことで、あの『屋内配線使用料』のことで、ちょっと教えてもらいたいんですけど。料金センターに聞きましたら116の方が説明を詳しくしてくれるということなので」
116「(声、少し低くなる)はい」
中 川「この『屋内配線使用料』って、何を指すのですか」
116「お部屋の中に差し込み口がありますよね、そこまでつながっている線のことなんですけど」
中 川「(それは屋内配線のことだろ。聞いているのは使用料のことだよ)はぁ」
116「配管などがあると、見えないこともあるんですか」
中 川「(こいつ、俺をお馬鹿だと思っているな)家の中の配線ですね」
116「そうです」
中 川「これの使用料ということですね」
116「はい」
中 川「あのー、要は、こちらの考えだと、家の中のものだから、建物を建てるときに費用を払っているのかなと思っていたんですけど」
116「大工さんとかが仮に配線をしている場合もあるんですが、その時によって、設備によって違うのですが、そういう設備をされているものもあれば、NTTの方でする場合もあるのですけれど」
中 川「設備されてなくて、NTTが工事した場合、工事代はとってないんですか」
116「一戸建てですといただきますけれど、マンションなどは管理会社とかからいただきます」
中 川「いずれにせよ、工事代金は払っているわけですよね」
116「配線が入っていたとしましても、保守契約のようなものになりますので、配線に何か故障が起きました場合も、レンタルの場合はNTTのレンタルということで無料でお直しすることになります」
中 川「そうすると、屋内配線はレンタルしていることになるわけね、60円払って」
116「はい。その代わり故障が起きたときは無料で直しますということで」
中 川「そうすると、NTTの持ち物を借りているから60円払っているという考え方でいいの?」
116「そうですね」
中 川「そうすると、これを払っていないといううちもあると聞いたのだけれど」
116「ええ、それは買い取りといって、別にそれを持って行くわけでもないんですけれど、もし何かあった場合には実費を払っていただくということになります」
中 川「買い取りの精算というのは、その時一括でお金を払うんですか」
116「いいえ、そういうことはないです。ただ毎月の60円がなくなるということだけです」
中 川「はーん、じゃあタダのものだけどNTTの持ち物で、毎月60円払うと」
116「ええ、その代わりに故障が起きたときは全部直します、と」
中 川「配線の故障って、どのくらいの確率で起きるんですか」
116「え、あー、あんまりないと思うのですが、ただ露出されている場合だと、何か引っかけてとか、そういうこともありますが、あんまりないとは思うんですけれど、ないとは言えないというか」
中 川「工事費が実費だとして、屋内配線をISDNに代えたりするとき、工事屋さんが来てくれて工事をしますけれど、そういうのは含まれていないわけですね」
116「差し込み口を替えるとかがあった場合は配線を替えることがありますが、そういう工事を行っていなければ配線の工事費というのはいただきません」
中 川「差し込み口を移動してくださいとか、新たにつくってくださいという場合は、工事費がかかると」
116「ええ」
中 川「これは使用料の60円のうちには入っていない?」
116「ええ、張り直すとかになりますとね、入っていません」
中 川「そうすうると、いま既存で入っているもので何かが起こった場合は、それで処理すると」
116「はい」
中 川「これって、昔から分けているんですか」
116「前はなかったと思います。電々公社の頃は」
中 川「NTTになってから?」
116「はい」
中 川「こちらの考えでは基本料金なのかな、と思うのですけれど」
116「買い取りができるようになったときに、お客様にもお手紙とかを出して、お客様が買い取ることも出来ますとご連絡しているかと思いますが」
中 川「買い取りといってもタダですよ、ということで?」
116「タダというより、メンテナンスが変わりますよということなんですけれど」
中 川「事後お金がかかりますけれど、と。買い取りっていっても0円ということですね」
116「ええ」
中 川「これって、途中で変更したりすることはできるんですか」
116「はい、できます」
ここで別の電話が鳴る。もうあきたので潮時と思い、
中 川「わかりました。どうもありがとうございます」
向かないね、こういう電話に、俺。
■ NTT東日本ホームページを見る
念のため、NTT東日本ホームページを見る(http://www.ntt-east.co.jp=2月8日現在)。料金に関するページを探すが、「(屋内配線使用料は)屋内配線をレンタルでご利用する場合に必要」とある。レンタルって、あんた、附合してるだろ、賃貸借も使用貸借も認めないぞ。エネ庁に訴えてやる。
しかも「通話料にかかわらず毎月一定額」の「基本料金」にくくられる項目だ。「毎月の保守料」は基本料金というわけか。
NTTの料金は、新規加入時に必要な「一時払い」「基本料金」「通話料」、そして番号案内料などの「その他」に大分類されている。「基本料金」には、キャッチホンなどの「付加機能使用料」も含まれており、我々が「基本料金」だと思っているのは「回線使用料(基本料)」とある。で、その説明は、「設備の保守・更改にかかる費用……」、えっ、そこに屋内配線のメンテ代は含まれないの?
でもって、この「基本料金」の中に「屋内配線使用料」があって、そして不思議なことに、「通話料」の項目に「通常時通話料」「閑散時割引」、えっ?「『屋内配線使用料』(屋内配線をレンタルでご利用する場合に必要)」同じものがある。
なんだよ、三回もとるのか?屋内配線の「毎月の保守料」。料金が不透明じゃねーか、えー。訴えてやる、エネ庁に。
こういう疑問は、誰でも持つはずである。早速、「よくある質問コーナー」を探す。FAQですね(これ、中川にとっては最近覚えた単語で、客先で多用する)。
ない!
こういう質問をする奴はいないのだ。だから料金センターも116も、怪しみ慌てるわけだ。
で、ホームページのご案内にしたがって、「ご意見・お問い合わせ」ということで、「お客様相談センター・フリーダイヤル0120-019-000」への電話にチャレンジすることになる。だんだん調子づいてきたぞ。
■ お客様相談センター
センター「NTT東日本お客様相談センター○○でございます」
中 川「すいません(なんで、いきなり謝るんだよってば)屋内配線使用料について、ちょっと伺いたいのですけれど」
センター「はい」
中 川「(愛想のない奴だな、こいつ)ちょっと、あの、116とか、いろいろかけたんですけど、屋内配線使用料というのはNTTの配線のレンタル料だということなのですけれど、これは間違いないんですか」
センター「はい、レンタル料なんですが、保安器からモジュラージャックまでが屋内配線で、それの使用料ということになります」
中 川「そうすると配線の所有権というか、配線自体はNTTの持ち物という考えになるわけですか」
センター「そうです、そうです」
中 川「(言ったな、二回も)そうですか」
センター「ただこれは買い取りをしているお客様もいらっしゃいますから、買い取りをしていただくとお客様の所有物になります。その屋内配線に障害が起こった場合には、レンタルの場合はNTTが修理いたしますが、買い取りの場合はお客様が実費でもって修理するということになります」
中 川「ええ、その点については説明を伺ったのですが、疑問なのは、建物を作った時に、配線の工事代金というのは支払われていないんですか」
センター「工事代金といいますと、新規や移転の場合、そのあたりの代金も含まれてのものとなります。含まれています、工事料金の中に」
中 川「そうすると(落ち着け、ここだぞ)工事代金を払っているけれど、所有権はNTTのものとなっているわけですか。そのへんがよくわからないんだけど」
センター「工事、工事(こっちの話を遮って)料金と、配線の使用料は別個ですからぁ」
中 川「(不愉快な喋り方をする奴だな、まぁ落ち着け)建物を建ててもらうときに、建物の代金を払って自分のものになるじゃないですか。その時、水道の配管とかも、自分のものになっていますよね」
センター「ああ、配管そのものはそうですね」
中 川「そうすると、NTTの場合は、配線そのものは工事代金にふくまれていないわけですか」
センター「配線ですか。配線そのものは、電話を引く工事代金に含まれていないのか、ということですか」
中 川「うん」
センター「配線そのものは、含まれていますよね」
中 川「ますよね」
センター「ただ、配管と配線は違いますよね。建物を建てるとき、配管は建設会社がやりますよね、そこに線をひくのはNTTですから、はい」
中 川「線を通すのはNTTだけれども、線を通すと、線だけ分離して、NTTの所有物だということ?」
センター「そうです、そうです」
中 川「(言ったぞ、二回も)例えばそれは、配線だけを壊すことはできないでしょ」
センター「ハイセンダケヲ……」
中 川「(鸚鵡返しするなよ、不愉快だな)建物を壊さなければ、配線だけを抜くことはできないよね」
センター「はい」
中 川「そうすると、建物に配線は附合(この言葉使うの、なんだか恥ずかしい)してしまうから、建物の所有者のものになるんじゃないですか」
センター「その配線が、ということですか」
中 川「そうです」
センター「とー、には、ならないんですよねぇー」
中 川「(ねぇーと伸ばすな、この野郎)なんで」
センター「例えば電話器なんかもそうですよね。電話器なんかはレンタル電話の場合は、月々百いくらとかっていって払っていますよね。それと配線も同じことなんです」
中 川「(何、断言してるんだよ、このねぇちゃん。弁護士を呼んでくるぞ。いや、落ち着け、落ち着け。いつだって、こういうときに興奮して損をしているんだ)いや、同じにはならないんじゃない。だって、電話器ってのは外すことができるけど、配線というのは建物を傷めなければ外すことができないでしょ」
センター「(うんざりして)ああ、(何がああだよ、この野郎)配線もですね、こんなことは滅多にないんですけれども、配線をお客様が買い取った場合はですね、それをお客様が持って行くと言うんだったら、それは持って行っていただいても結構なんですけど」
中 川「(てめぇ、喧嘩売ってんのか。電話の配線を引き抜いて持って帰るような奴は、確かに滅多にいないぞ。落ち着け、落ち着くんだ)ううん、あの、買い取る買い取らないは別として、不動産に動産が附合すると、その動産は不動産の持ち主のものになるというのが民法にあるんですよね(これでいいんだっけか)、それはご存じない?(我ながら嫌な話し方だな)」
センター「それはちょっと、ごめんなさい、申し訳ないないですけれど(声が小さい)」
中 川「それで考えると矛盾しているんじゃないかなって、それで所有権について質問しているの」
センター「建物にフゴウすると…」
中 川「うん、建物に附合すると所有者のものになるという考え方があるんですよ」
センター「はぁ」
中 川「(ホラな、附合って変だろ)建物を壊さなくても取り外せるものは所有者が別々でも構わないのだけれど、建物を壊さないと、傷めないと取り外せないものは附合していると言って…」
センター「あッ、それは傷めなくても取り外しはできるんですよ、配線は」
中 川「(こいつ面倒臭くなってきたな)できるの?配線は。(こうなると、俺も意地悪になる)じゃあ、傷めなくても取り外しができるから、所有権はNTTにあるとNTTは考えているわけ?」
センター「そこのところは、そう考えてとかそういうことは分かりませんけど(確実にフクれている。お客を相手に不貞腐れるなよな)」
中 川「そこが知りたいのよ。そこが知りたくて」
センター「ええ、ええ」
中 川「質問の趣旨はそこにあるんだ。NTTが配線使用料というものをレンタルで出しているということは、配線の所有権を、家屋に附合していても、いや附合していないと考えているのかな、って。それは誰に聞けばいいのかな…」
センター「(また、言葉を遮り)ちょっと待ってくださいね」
保留音。長い。「ちょっと、変なのがかかってきちゃったのよ」そう言っているに違いない。俺さ、別に君をさ、だってさ……。おねぇちゃんひとり言い負かしたって男が上がるわけじゃない。保留音。長い。だって「最初にクレーマーじゃない」って名乗るのも変だろ。そりゃ、そっちの言い方で、途中こっちも嫌な言い方はたけどよ。保留音。長い。
センター「いまですね、ちょっと即答できないものですから、折り返しご連絡してよろしいですか」
中 川「ええ」
ここで電話番号と名前を名乗ることになる。だから嫌だって言ったんだよ、俺。NTTのブラックリストに載ったぜ、きっと。
とりあえずここで、質問の趣旨をまとめる。
「配線の所有権はNTTにあるのか、建物所有者にあるのか」
「以前は全部から徴収していたと聞いているが、いつから買い取りができるようになったのか、その根拠は」
まぁ、最初からそうきちんと聞けばいいのだが…。
■ NTTの回答
で、しばらくして同じ人からお電話。ご回答は以下の通り。
●配線設備の所有権
配線設備等の工事の支払いを受けた段階で、所有権は買い受け者に移転する。所有権はNTTにはなく、建物の所有者。
●屋内配線使用料
保守費としての意味合いが強い。配線に何かあったときに、その補修費をNTTにまかせるのかお客様にするのかを選択していただいてる。レンタル料としていただいてる。
ここで質問。
中 川「レンタルっていうのは、訳せば賃借だよね。でも保守費ということ?」
センター「そうです。うーん、レンタルっていうのはおかしいですね」
中 川「これって壊れるもの?」
センター「通常はあんまり壊れないんですけどネズミがかじったり、漏電したり…」
中 川「所有権はどっちにしろ建物所有者で、60円払っている人はタダで直してもらう。壊れた理由は、基本的に理由の如何を問わずだよね」
センター「そうです、そうです」
中 川「(二回言ったな)老朽化もだとすると、何年間は大丈夫っていう考えをもっているの?」
センター「何年間は大丈夫っていうのは、ないんですけど」
まぁいいや。
●買い取りはいつからはじまったか
電話回線の開放と同時。昭和61年3月から。買い取り価格は必ずしも0円ではなく、新規契約時の最初は3,900円、そこから低減して7年以上は700円、8年以上400円、9年以上で0円だということ。
みんな0円って言ってたぞ。て、ことはこっちの電話の契約年数を知ってたのか。ナンバーディスプレイか、おい。
中 川「こういう電話ってあるの?あなたはじめてみたいだけど」
センター「私ははじめてですけど、まわりの者に聞いたら、1、2回あったということで。でもあんまりないことです」ほーら、やっぱりみんなに言ったな「変な奴から電話だ」って。
■ その他の聞き逃し事項
そういうわけで、やりとりを報告したが、どーもテープを聞くと、まだまだだね、ぼくって。口ほどにもない奴だ。
聞き逃したり、後で考えた事項は、以下の通り。興味のある方は電話してご確認いただき、その後のNTTのクレーム対処情報共有化の状況をご確認ください。ぼくは当面静かにします。
●NTTでは、屋内配線は「附合」と認定しているのか?
●所有権がないのに「レンタル」というのはおかしいのではないか?
●賃貸住宅の借り手が60円を払っていない場合、配線が壊れたら家主がその費用を負担することになるのか?
●新規加入時に「3,900円で買い取るか毎月60円払うか」の説明をし、選択を求めているのか?
どーなんだよ、おい。
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